Flash OOPに行ってきました

Flash OOP Japanイベント2008 〜デビューから2年〜AS3の今を語ろうに当然ながら行ってきました。感想は言うまでもなくカナリ良かったです。

仕事が終わってから六本木へ。定時Just18:00で退社し28分ぐらいで会場に到着。もう立ち見確定だと思ったら、まさか前列が空いていました。プロジェクターが見やすい席でコードの隅々が見れました。

今回、行ってよかったと思った点は特に次の三つです。

  1. セトウナオさんの仕事のやり方
  2. Flex Component Kit for Flash CS3の存在を知った事
  3. Flexの次のバージョンのアナウンスが聞けた事

1.セトウナオさんの仕事のやり方

Papervision3Dの話も面白かったのですが、クライアントとどうやってサイトを作っていくか紹介されたのが興味深かったです。デモを作りながら共有しサイトの形を作っていく、Flasherの物作り観点から言えばあたり前なわけですが、私の会社ではそういうケースは少ないため理想的に思いました。たいていはディレクターが企画案やワイヤーフレームを作り、デザイナーがUIを作り、Flasherはデザインが決まった段階でデザイナーの作ったデザインを忠実に実装するだけ、という工場的生産をやっているケースが多いためです。

2.Flex Skin Design Extensions & Flex Component Kit for Flash CS3の存在を知った事

こんな便利なものがあったとは! akihiro kamijo先生のブログは毎度チェックしているつもりでしたが、難しい話題=読み飛ばしてたのが露見しました。今まではFlashで作ったswfはSWFLoaderで読み込むという、なんとも使いづらい方法でmxmlを書いていたので、目から鱗が落ちました。嗚呼。

3.Flexの次のバージョンのアナウンスが聞けた事
flash_oop_as3_01近日にリリースされるとのこと。個人的にはブログのサブタイトルをFlash/Flex/AIRと並べているぐらいFlex Frameworkは大好きです。ところでFlexとFlashの切り分けみたいなテーマがありましたが、私の意見としては次のように考えています。

  • Flexはデータバインドが楽チン。どっか変わったときに何処どこを変更する処理はFlash CS3だとめんどい。
  • MXMLは構造的に記述できるのでValid XHTMLが大好きなセマンティックな嗜好にマッチします(そのうちGoogle先生も検索対象にしてくれるとか期待)
  • HTMLのように自動的にレイアウト調整がされたり、スクロールバーがでるので面倒な処理はフレームワークにまかせておけるので、これも楽チン
  • でもFlex Frameworkは演出的にはちょっとなぁ。スクロールバーのイージングもないし・・・

いずれにしても切り分け方だと思うのですが、広告表現ではFlexはまだ使いづらい印象ですね。今後の展開に注目しています。Thermoとかも気になります。

投稿者 : 池田 泰延

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