Away3Dの習作:Visual Art Demo (ついでにAlternativa3Dも)

Away3D - visual art demo

Flashの3DライブラリであるAway3Dの話題。前回の習作に引き続き、今回もPapervision3Dで作成したデモを移植してみました。

  • demo ( require Flash Player 10)
  • source (Document Class)

ついでに、このデモについてはAlternativa3Dでも作っていたので、そちらもアップしてみました。(Alternativa3Dだけ使いこなせてなくてしょぼいデモで申し訳ないです)

  • demo ( require Flash Player 10)
  • source (Document Class)

3Dライブラリの比較

このデモを作っていて思い始めたのは、Away3DやAlternativa3DよりもPapervision3Dのほうが高速なのでは、ということです。

同じデモでもPV3Dは球面を525個、Away3Dは200個、Alternativa3Dは50個です。同じ数を配置すると後者二つのライブラリではFPSが1桁台まで下がってしまいます。

ただ、Alternativa3Dについてはディフォルトでポリゴン交差問題の回避ロジック(PV3DやAway3DのQuadrantRenderEngine)が働いているので対等のデモとは言えない点だけ補足しておきます。

Twitterでのコメント

この結果について不思議に思ってTwitterでつぶやいてみたところ貴重な意見を頂くことができました。

(勝手にまとめてしまったので、削除希望がありましたらコメントかtwitterでレスくださいませ)

結論としては同じコードの比較だとPV3DのほうがAway3Dよりも早いケースがあるが、3Dのロジックは複雑でライブラリに得手不得手があるので一概に言えない、と言ったところでしょうか。

確かに上の比較ではAlternativa3Dは散々ですが、こちらのデモは圧倒的だったり、Away3Dは完成度の高いプロモーションサイトでも採用されたりしています(こちらとかこちらとか)。

ちなみにPV3Dの中の人である@UnitZeroOneの目に触れることができたようで、JAS(JActionScripters)ではありませんが、なんちゃって英語ブログをやっててよかったです。

投稿者 : 池田 泰延

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