Android のスマートフォン Nexus One で遊ぼう

Flashを開発しているものとしてそれが動かない端末を使用し続けているのもどうかと思い、Flashが再生できるAndroidのスマートフォンGoogle Nexus Oneを手に入れました。せっかくなので今後分析のブログ記事をまとめてみようと思いますが、今回はその前知識を紹介します。

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AS3オブジェクトをシリアライズできるライブラリXMLSerializerを公開

サーバーサイドへのデータの通信やローカル保存などを想定した場合の、データの扱いについて前回のブログ記事で紹介しました(ActionScriptでのデータ保存形式の比較(XML・JSON・ByteArray) )。XMLは汎用的に使われる頻度が多いですが、自前パーサーを作るのが難点という課題がありました。

そこでオブジェクトを半自動的にXMLにシリアライズできるXMLSerializer(XMLシリアライザー)というActionScript 3.0のライブラリを作ってみました。Spark projectにコミットしたので、利用したい方はそちらを参考くださいませ。

これを使うとFlashのデータで、配列や無名オブジェクト、カスタムクラス、Vector型などを完全に型情報をもったまま変換できます。ActionScript 3.0になってE4Xという方法でXMLの扱いが楽になりましたが、型情報をもたせるための自前パースがもっと楽になります。XMLを扱うFlashサイトでさらに便利になるはずです。

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Flex と Progression の連携 (FxUG発表資料)

Flex User Group 全国ツアー 2010 東京ファイナルで発表の機会を頂いたので、「Flex と Progression の連携」という題目で発表してきました。

資料はAcrobat.comにアップしていますので、よければご覧くださいませ。

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ActionScriptでのデータ保存形式の比較(XML・JSON・ByteArray)

ActionScriptでデータを外部に保存するときの方法について考察してみます。その前に質問ですが、次のデータオブジェクトをテキストファイルに保存する場合に、どのフォーマットがベストでしょうか。

var data:Object = {
    family: [
        {name : "自分", age : 10},
        {name : "父",   age : 30}
    ],
    pet: [
        {name : "ポチ",   age : 5},
        {name : "ユズピ", age : 3}
    ],
};

ご察知の方が多いと思いますがJSONやXMLで保存するのが簡単そうです。しかし次の場合はどうでしょうか。

var data:MyHouse = new MyHouse(
    [
        new Person("自分", 10),
        new Person("父",   30)
    ],
    [
        new Animal("ポチ",   5),
        new Animal("ユズピ", 3)
    ],
);

MyHouseとPerson、Animalというのはここではカスタムクラスとして用意したものとします。カスタムクラスが使われていた場合に、その型情報も保存するかどうかが悩ましいところです。

つまり、このようなケースも含めて最適な保存方法はどの形式なのか、XML・JSON・ByteArrayの3つを比較して紹介します。

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最近の近況まとめ

ここ数日、書籍発売やワークショップについてのリリースを五月雨に紹介していましたので、まとめてみました。

Progression4の入門講座(8/6)

ワークショップの講師としてProgressionの入門講座を担当していくことになりました。Progressionを少人数制でみっちりと学習するハンズオンセミナーで、「Progressionを学びたい、制作効率を向上させたい」といった方にオススメです。

初回は8/6(金)で、まだ申し込みを受け付けていますので、もしよければお申し込みくださいませ。

このワークショップはProgressionのライセンス管理しているCLOQUE.さんとロクナナさんが公式にやっているものになります。正式なプレリリースはこちらから(プレスリリース2010/07/20

FxUG ツアーで発表(無料・7/28)

Flex のユーザーグループであるFxUGのイベントで発表することになりました。題目は「ProgressionとFlexの連携」ということで話します。Flash Professionalユーザーを中心に普及が進んだProgressionについて、Flex ユーザーが活用できる機能を紹介します。申し込みや詳細は次のページを参考ください。

ActionScript 3.0で三次元表現(無料・8/2)

こちらは野中さんが出演する無料のイベントです。ActionScript 3.0での3Dの実装について基礎的な考え方や実践に役立つテクニックを披露します。8/2(月)と平日ですが、夜から開始なので仕事が終わってから(も しくは夕食がてら抜けだしてきて)参加できるかと思います。無料なのでお気軽に起こしくださいませ!

FlashDevelopの解説本を書きました

ActionScriptのエディターとして最も利用されているソフトウェア「FlashDevelop」について、導入方法から具体的なFlashサイトの制作手順まで解説した書籍を執筆させて頂きました。

AS3ライブラリ入門書の執筆に参加しました

AS3の様々なライブラリを解説した書籍です。執筆陣もセミナーの講師や書籍の執筆者、ライブラリの開発者と、その道で最も詳しい方々が執筆を担当しています。私のほうからはPapervision3Dなどの解説を執筆させていただきました。

67ワークショップProgression入門講座のお知らせ

ロクナナワークショップで Flash のフレームワーク Progression の入門講座を講師として担当することになりましたのでお知らせします。「Progressionを学習したい」「制作業務に役立つテクニックを習得したい」といった方々に、ハンズオンセミナーとして集中的に学ぶことができる講座です。

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「ActionScript 3.0 ライブラリ入門」の執筆に参加しました

先日「FlashDevelop」解説本を紹介したばかりですが時期は重なるもので、この度、「ActionScript 3.0ライブラリ入門」という解説本の執筆にも参加しました。

  • ページ数:360ページ
  • 出版社: 翔泳社
  • 発売日: 2010/7/15

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「ActionScript3.0開発のためのFlashDevelop完全ガイド」という本を執筆しました

無料のActionScript開発ソフト「FlashDevelop(フラッシュ・デベロップ)」の書籍を執筆しました。

  • ページ数:304ページ
  • 出版社: 技術評論社
  • 発売日: 2010/7/9

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セミナーイベントのお知らせ「ActionScript 3.0で学ぶ三次元表現」

セミナーイベントのお知らせです。この夏、ActionScript 3.0で3Dを学ぶためのイベントが東京で2つ開催されます。

こちらは野中さんが出演する無料のイベントです。ActionScript 3.0での3Dの実装について基礎的な考え方や実践に役立つテクニックを披露します。8/2(月)と平日ですが、夜から開始なので仕事が終わってから(もしくは夕食がてら抜けだしてきて)参加できるかと思います。無料なのでお気軽に起こしくださいませ!

野中さんの新刊著書「 ActionScript 3.0による三次元表現ガイドブック」をテキストにして、みっちり一日かけて学習するワークショップです。書籍では3Dの基礎知識と数学(行列やベクトル)について解説されています。数学に苦手意識を持っている人も多いでしょうが、ActionScript 3.0で3Dや動き・ビットマップの制御を作っていくとこれらを使う機会も多いです。特に数学的知識についてFlash系の書籍でこれだけ充実した内容で触れているものは少ないので、これを機会に講師の野中さんから直接学び、苦手意識を克服して表現の引き出しを増やしてみてはいかがでしょうか。

Flash CS5の数値入力みたいなコンポーネントを作ってみた

Flash CS4から搭載された数値入力のインターフェースが直感的で使いやすくて便利なので、Flashでコンポーネントを作ってみました。このインターフェースは従来のコンポーネントと比較して、次のような点で優れています。

  • キーボードを使わずに値を変更できる
  • 直接入力にも対応しているので、任意の値へ調整できる
  • 場所を取らない

動作サンプルはこちらから。

作ってみて、思った以上にいい感じで動作するので、先日作ったAIRアプリ「Easing Generator」に組み込んでみようかと思います。使い方やソースコードは以下から。

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