Flash Player 11とAdobe AIR 3の正式版がリリース

Adobe MAX初日の10月3日(月)に待望のFlash Player 11とAdobe AIR 3の正式版がリリースされました。新しいFlash Playerのダウンロードはこちらから。

今回のリリースは、Flash Player 8 (Bitmap系のエフェクト強化)や9 (AS3搭載)のとき以上の過去最大のリリースとも言えそうです。

最新機能の紹介

両方にStage3D (コードネーム: Molehill)が搭載され、AIRにはCaptive Runtime(ランタイム同梱)とNative Extention(通称、ANE)というとても心強い機能が搭載されました。Stage3DはGPUを使うことにより描画パフォーマンスが最大1000倍以上になるとも言われており、今後のFlashコンテンツの可能性が大きく広がりそうです。

次のサイトは、Adobe MAX 2011でも紹介されたStage3D (with Away3D)を活用した日産 Jukeのスペシャルサイトです。3DでJukeのドライブを体験するというコンテンツの内容ですが、Flash Player 11の表現力の高さを十分体感できます。

(ローディング時間がほとんどないのも驚きです。)

Flash Player 11向けコンテンツの制作をするには

今のところ、Flash Player 11向けコンテンツ制作をするためのツールはFlex SDKを使う必要がありそうです。これについては以下の記事を参考に。

私もAdobe MAX 2011の現地で得た情報をもとに、Stage3D (molehill) の可能性を今後ブログで検証していきたいと思います。

参考記事

投稿者 : 池田 泰延

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Comment/Trackback 2件

  • タケ より:

    これは凄い!

    某リッ○レーサーを思い出す出来ですね。
    Stage 3Dやばい!

    問題は現在このMolehil(Flash Player 11)を使えるのが、Flex SDKだけという事ですね。

    Flash CS5とかで使えればいいんですが、それは難し
    いんですかねぇ~

    Flash Professional CS5でFlash Player 11 Betaを試す ~ 準備編 ~
    http://nodera.co.jp/2011/07/try-flashplayer-11-beta-on-flash-cs5/

    こちらのサイトを参考にFlash CS5でFlash Player 11を動かそうと色々試したのですが……
    パブリッシュ設定で「Flash Player 11」が選べるようになっても、11に追加されたコードを書いてムービーを書き出すと、どうしてもエラーがでてしまいますね。
    (やはりCS5でFlash Player 11を動かすのは難しい?)

    Flash CS5或いは5.5でFlash Player 11が動くようAdobeさんには頑張って欲しい!

    Flash Player 11の性能はもの凄いようですので、もっと多くの開発者がMolehilに触れられたらなと思います。

  • Yasu より:

    >タケさん
    コメントありがとうございます。
    Adobe MAX では次世代のFlash ProでStage3Dをパブリッシュするデモなども紹介されていたので、それが早く登場することを祈るばかりですw

    ところで、flabakaさんのブログで、無料のツール(FlashDevelopとSDK)だけでFP11を試す方法が紹介されていたのでリンクを追加しました。FlashDevelopだとわりかしセッティングが簡単のようです。
    http://flabaka.com/blog/?p=3443