- 2011年10月08日 (土)
- Tweet
Flash Player 11とAdobe AIR 3の正式版がリリース
Adobe MAX初日の10月3日(月)に待望のFlash Player 11とAdobe AIR 3の正式版がリリースされました。新しいFlash Playerのダウンロードはこちらから。
- Flash Player 正式版(リリース版)
- Flash Player 開発者向け(デバッグ版)
- Flash Player 11 正式版 (Android 版)
- Adobe AIR 正式版(リリース版)
- Adobe AIR 正式版(Android版)
今回のリリースは、Flash Player 8 (Bitmap系のエフェクト強化)や9 (AS3搭載)のとき以上の過去最大のリリースとも言えそうです。
最新機能の紹介
両方にStage3D (コードネーム: Molehill)が搭載され、AIRにはCaptive Runtime(ランタイム同梱)とNative Extention(通称、ANE)というとても心強い機能が搭載されました。Stage3DはGPUを使うことにより描画パフォーマンスが最大1000倍以上になるとも言われており、今後のFlashコンテンツの可能性が大きく広がりそうです。
次のサイトは、Adobe MAX 2011でも紹介されたStage3D (with Away3D)を活用した日産 Jukeのスペシャルサイトです。3DでJukeのドライブを体験するというコンテンツの内容ですが、Flash Player 11の表現力の高さを十分体感できます。
(ローディング時間がほとんどないのも驚きです。)
Flash Player 11向けコンテンツの制作をするには
今のところ、Flash Player 11向けコンテンツ制作をするためのツールはFlex SDKを使う必要がありそうです。これについては以下の記事を参考に。
- FlashPlayer 11 対応コンテンツを FlashBuilder 4.5 で作る – feb19.jp blog
- FlashDevelop 4.0.0 RC1とFlashPlayer11.0 で遊んでみる – flabaka
私もAdobe MAX 2011の現地で得た情報をもとに、Stage3D (molehill) の可能性を今後ブログで検証していきたいと思います。
2011年10月08日(土) 14:17
これは凄い!
某リッ○レーサーを思い出す出来ですね。
Stage 3Dやばい!
問題は現在このMolehil(Flash Player 11)を使えるのが、Flex SDKだけという事ですね。
Flash CS5とかで使えればいいんですが、それは難し
いんですかねぇ~
Flash Professional CS5でFlash Player 11 Betaを試す ~ 準備編 ~
http://nodera.co.jp/2011/07/try-flashplayer-11-beta-on-flash-cs5/
こちらのサイトを参考にFlash CS5でFlash Player 11を動かそうと色々試したのですが……
パブリッシュ設定で「Flash Player 11」が選べるようになっても、11に追加されたコードを書いてムービーを書き出すと、どうしてもエラーがでてしまいますね。
(やはりCS5でFlash Player 11を動かすのは難しい?)
Flash CS5或いは5.5でFlash Player 11が動くようAdobeさんには頑張って欲しい!
Flash Player 11の性能はもの凄いようですので、もっと多くの開発者がMolehilに触れられたらなと思います。
2011年10月08日(土) 14:28
>タケさん
コメントありがとうございます。
Adobe MAX では次世代のFlash ProでStage3Dをパブリッシュするデモなども紹介されていたので、それが早く登場することを祈るばかりですw
ところで、flabakaさんのブログで、無料のツール(FlashDevelopとSDK)だけでFP11を試す方法が紹介されていたのでリンクを追加しました。FlashDevelopだとわりかしセッティングが簡単のようです。
http://flabaka.com/blog/?p=3443