- 2018年07月11日 (水)
- Tweet
不要な不可視ファイルを削除するアプリ「カス削除くん」。8年ぶりに最新版をリリース
OS やファイル管理システムが作成する不可視ファイル(通称:カスファイル)を一括で削除するアプリケーション「カス削除くん」。8年ぶりに最新バージョン「0.5.0」をリリースしました。
macOS や Windows で作られる不可視ファイルは、OS をまたいでファイル交換をする場合にあって困るものではありませんが、別の OS の利用者から見たらあまり気持ちのよいものではないかと思います。「カス削除くん」はそういったカスファイルを一括で削除する便利アプリケーションです。
このアプリは2010年に公開してからウェブ制作会社を中心に広まり、「WindowsやMac OSが残す“カスファイル”を一掃する(第142回) | 日経 xTECH(クロステック)」や「不要になる不可視ファイルを一括削除「カス削除くん」 – 今日のお気に入り – 窓の杜」などで紹介されました。
機能紹介
不要ファイルの削除は、次の形式に対応しています。
- 「Thumbs.db」 (Windows のカスファイル)
- 「Desktop.ini」 (Windows のカスファイル)
- 「.DS_Strore」 (macOS のカスファイル)
- 「._」から始まるアップルダブルファイル (macOS のカスファイル ※Windowsのみで削除可能)
- 「.git」 (Gitのカスフォルダー)
- 「.gitignore」 (Gitのカスファイル)
- 「.svn」 (サブバージョンのカスフォルダー)
- 「.vscode」 (Visual Studio Code のカスフォルダー)
- 「.idea」 (IntelliJ IDEA のカスフォルダー)
- 「_notes」 (Adobe Dreamweaver のカスフォルダー)
- 「.BridgeSort」 (Adobe Bridge のカスファイル)
- 「.BridgeLabelsAndRatings」 (Adobe Bridge のカスファイル)
サブフォルダの検索にも対応しているので、深い階層まで一括で検索することができます。
ダウンロード
次のリンクから「カス削除くん」の最新版の AIR アプリのファイルをダウンロードできます。AIR アプリなので、Windows/macOSのいずれの OS でも利用可能です。フリーソフトとしてお使いいただけます。
上記のリンク先から、インストール時の注意点をご確認ください。
最新機能
2010年10月にリリースした0.4.2の後継バージョンとなります。今回リリースした0.5.0の最新機能は次の通り。
- 高解像度ディスプレイに対応
- 対応するファイル・フォルダーの種類を追加(Git、Node.js、WebStormやVS Code)
- リストのダブルクリックで該当フォルダーを開けるように機能追加
- アイコンを変更
内部的にはAdobe AIRやApache Flexの最新版を使ってビルドしなおしていますが、そのことについて特に操作感に変更はないと思います。ただ、以前利用していた方はアンインストールしてからインストールするようお願いします。そうしないと、インストールや起動に失敗します。。
ぜひご利用くださいませ。
投稿者 : 池田 泰延
BookMark
ブックマークはこちらからどうぞ。