- 2011年12月21日 (水)
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Stage3D対応のAway3D 4.0 – フィルター(ポストエフェクト)
昨日の記事に続いてFlash Player 11のStage3Dに対応した3Dライブラリ「Away3D ver4」の紹介。今回はフィルター機能を使ったデモを作成しました。プルダウンでエフェクトの種類を選べるので、試してみてください。
Away3Dにはフィルタ機能が備わっていて、これはStage3D側で処理するポストエフェクトの部類になります。備わっているフィルター機能は次の通り。
▼RadialBlurFilter3D (放射状ぼかし)
▼MotionBlurFilter3D (モーションブラー)
※モーションブラーはfumixさんが以前Papervision3Dを使って紹介していたこともありました。
MOTION BLUR DEMO 001 (PV3D) – wonderfl build flash online
Away3D 4.0ではStage3D側でフィルター機能を使うことができるので、処理負荷もほとんど無視できるレベルになっています
▼BlurFilter3D (ぼかし)
▼BloomFilter3D (白くする効果)
▼DepthOfFieldFilter3D (被写界深度)
※DepthOfFieldFilter3Dは少し特殊なので、別のデモにて試しています。
使い方
実装方法も至ってシンプルでView3Dオブジェクトのfilter3dプロパティーに、使いたいフィルターをセットするだけです。このあたりはFlashの通常のディスプレイオブジェクトへのフィルター適用方法と似ています。
var view = new View3D(); view.filters3d = [new BlurFilter3D(16, 16)]; // ←ココ addChild(view);
このフィルタ機能は実はカスタマイズすることができて、9ballsyndromeさんが既にその作り方を日本語を紹介しています。その場合は、AGALを直接書くことになるので難易度が高いかもしれませんが。
Away3Dはこういうフィルター機能が備わっているなど、機能の華やかさでは他のライブラリに比べてリードしているように思います。
次回は定番の被写界深度表現について紹介します。
投稿者 : 池田 泰延
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