- 2009年02月22日 (日)
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JigLibFlashとSpringCamera3Dで3Dゲームっぽい動きを実現
note.xさんのところで紹介されていた新種の3D物理エンジン「JigLibFlash」と、滑らかに追随するPapervision3Dの「SpringCamera3D」が相性がよさそうだったので、組み合わせたデモを作ってみたらなかなかいい感じのものが仕上がりました。
レーシングデモ(Google CodeのデモをSpringCamera3Dで作り変えたもの)。キーボードのカーソル(上下右左で操作ができます)
物理エンジンボールデモ。キーボードのカーソル(上下右左で移動、スペースキーでジャンプ)
3Dボールアドベンチャー
日ごろのフィードリーダーで見つけたのですが海外でも同じように組み合わせてゲームを作っている方もいました。こちらはプリミティブなオブジェクトだけを使って作られたゲームですが今回のデモを作るときに参考にさせていただきました。
JigLibFlashとSpringCamera3Dの展望
モンスターハンター(買ってからあんまりやっていない。。。参考)みたいな動きを、Papervision3Dでできたら面白いだろうなぁ、と思って試してみたのですが、今回試してみて比較的簡単に作ることができました。
今回のデモは無機質なものをカメラの目標点にして動作させましたが、動く対象にキャラクターを使ってみると最近の3Dゲームのようにできるのではないでしょうか。
ただ、処理負荷が大きいので実用レベルにするには最適化の工夫が必要です。そのあたりはデモを作っていっていい方法を見つけていきたいと思います。
3Dの物理エンジンについて
余談ですがBox2DとPV3Dを組み合わせるより、JigLibFlashとPV3Dのほうが直感的にスクリプトを扱いやすいように思いました。処理速度の点や、開発時の情報の多さでいえばBox2Dですが、3Dゲーム化においてはBox2Dは二次元ですので、そもそもペラっとしたものしかできません。ゲームの種別によっては使い分けできるといいいかもですね。
さらに余談ですが、3Dエンジン「Alternativa3D」は内部に物理エンジンも含まれているので、Flashの3Dゲーム化にはそちらのライブラリも検討してみるといいかもしれません。(参考:Alternativa3Dを試してみる Part.04 : WalkControllerで迷路)
ちょっとした展望が見えたところで、近々ゲーム化っぽいデモを作ってみたいと思います。
2009年02月23日(月) 13:07
jiglibは何でプロパティー名の頭文字が大文字なんだろう?混乱する。
2009年02月23日(月) 18:18
Box2Dのライブラリもそうですよね。C言語からの移植ライブラリの運命でしょうか。
使いにくいのは私も同感です。
2009年02月25日(水) 00:02
[…] JigLibFlashとSpringCamera3Dで3Dゲームっぽい動きを実現 | ClockMaker Blog JigLibFlash はセットアップが本当に簡単。 (tags: jiglibflash) […]
2009年04月08日(水) 08:17
jiblib updateで色々シンタックスがかわったっぽいですね。 noteXさんの記事より。
>jiglibは何でプロパティー名の頭文字が大文字なんだろう?混乱する。 チュートリアル見た感じではこれも解決されてたり。
2009年04月08日(水) 13:56
コメントありがとうございます!
note.xさんの記事も拝見しました。
jiglibのプロパティー名も解決されているのですね。このブログのデモもアップデートしてみたいともいます。