ActionScriptを1行も書かずにFLVにテロップを追加するチュートリアル

090710_timedtext

Flash CS3/CS4に付属のFLV Playback コンポーネントだけで、FLV/F4Vファイルにキャプション(テロップ)を簡単に追加することができます。

仕組みはテロップ情報をXMLに持たせるだけで、コンポーネントが自動的にやってくれるというシンプルかつお手軽なものです。

手元にFLVだけがあってテロップを追加したいけど、スクリプトのスキルが足らない、お手軽に追加したいという場合には有効かもですね。

以下、具体的な作り方をチュートリアルビデオ付きで説明します。

チュートリアルビデオ 6分ぐらいで設定完了

ざっくりビデオキャプチャしておいたので、まずは参考ください。ゼロの状態から6分くらいで設定できます。

Tutorial Adding FLV Caption with Timed Text XML from clockmaker on Vimeo.

流れを簡単に紹介

  • FLV Playback コンポーネントを設置
  • コンポーネントインスペクタでFLV/F4Vにパスを通す
  • コンポーネントインスペクタでキャプションを使えるスキンを選択
  • XML(Timed Textフォーマット)を用意する
    サンプルのXMLはこれです。リンクを開いたら右クリックで、[ソースを表示]してみてください。
  • FLV Playback Captioningコンポーネントを設置
  • コンポーネントインスペクタでXMLにパスを通す

詳しい使い方は公式ヘルプにあるよ

詳しい使い方は公式のヘルプにも掲載されてます。チュートリアルビデオの途中のコピペしているXMLは公式ヘルプのものです。

タイムラインにFLVを置いてテロップを追加する方法もあると思いますが、このTimed Text XMLを利用する方法なら、Flash IDEを所有していないスタッフでもテロップ入力ができるので、場合によっては役立つかも知れませんね。

投稿者 : 池田 泰延

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Comment/Trackback 3件

  • 匿名 より:

    ニコニコもこのシステムかなぁ?flvにxml使ってるっぽいけど。

  • Yasu より:

    ニコニコは独自のXMLで作っているようです。

    Firebugで調べてみましたが、再生時に次のAPIのURLからXMLを取得しています。これを見ると(postパラメーターがないと404になります)、XMLの構造が確認できます。
    http://msg.nicovideo.jp/17/api/

  • movamoga より:

    過去記事にコメント失礼いたします。

    この度この記事を見てTimed Textで字幕をつけようと思ったのですが、一つ問題が起こりました。
    xmlの字幕発生時間と時間の間にシークバーをスライドさせると、字幕が消えてしまうのです。

    http://okwave.jp/qa/q5697146.html
    ここに詳細を書きました。何か解決策などありませんでしょうか・・・。