Stage3D対応のAway3D 4.0 – 3次元空間におけるパーティクル表現

Flash Player 11の新機能Stage3Dに対応した3Dライブラリ「Away3D ver 4.0」の作例紹介。前回紹介したパーティクル表現とフィルター表現を組み合わせて作ってみました。

  • demo (Require Flash Player 11.1)
  • source (FlashDevelop用ファイル一式)

旧来のFlash Playerとのパフォーマンスの違い

こちらの作例、どこかで見たことがあるかもしれませんが、これは1年前にFlash Player 10で実装したPV3D演出サンプルNo.09:Spiral Particlesのデモ(記事の後半のデモ)を移植したものです。前回のFlash Player 10のものと今回のFlash Player 11で作った両者のデモを比較してみると、フレームワークの機能の充実度もありますが、Flash PlayerがGPUに対応したことで表現できることが明らかに向上したように思います。

▼Flash Player 10で作ったデモ (Papervision3D 2.1 + Stardust 1.2)

▼Flash Player 11で作ったデモ (Away3D 4.0 + Flint 4.0.1)

実装方法の紹介

ちなみに、こちらのデモは次の2つの記事で紹介した機能を組み合わせて使っています。

パーティクル表現だけれであればAlternativa3D 8.17.0+Flint 4.0.1の組み合わせでもできるのですが、Away3D 4.0のフィルター効果によって全体的に光が膨張するような演出に仕上げることができました。Away3Dは自由度が高くて非常に便利なフレームワークです。

まだまだAway3D 4.0には面白い機能が備わっているようなので、年末・年始に勉強してみようかと思います。

追記

せっかくなので、Alternativa3D版のパーティクルデモも作成してみました。

Flintは複数のフレームワークに対応しているので移植は簡単でしたが、Alternativa3D版ではカラー効果が動作しないためモノクロームな見栄えになってしまいました。何かしら対処方法があるかもしれませんが、結構作り込みが必要な気がします。

参考記事

投稿者 : 池田 泰延

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