- 2013年09月19日 (木)
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Flash Stage3D対応のAway3D – レンズフレアーとパーティクル
Flash Player 11のStage3Dに対応した3Dライブラリ「Away3D ver 4.1」を使ってレンズフレアーとパーティクル表現を作ってみました。次のリンクでデモとソースコードを公開していますので、ぜひお試し下さいませ。
マウスで画面をドラッグ・アンド・ドロップするとアングルを動かすことができます。
パーティクル表現の試作の変遷 – 2010年頃
このパーティクル表現ですが、2010年ごろからずっと試作を続けてます。Flash が GPU に対応する前の時代(Flash Player 9)の頃から、Papervision3Dを使って表現を試してきました。この頃はFlash Playerのパフォーマンスの限界から、パーティクルの数も限られているので、無理している感じがあります。
PV3D演出サンプルNo.09:Spiral Particles
パーティクル表現の試作の変遷 – 2011年後半
2011年にはFlash Player 11となりGPUに対応したことにより、表現力が向上しました。当時のAway3D 4.0にはパーティクル機能は存在しなかったので、「Flint Particles」というサードパーティのパーティクルライブラリを利用して表現しました。やりたい表現に随分近づいた印象を持ちました。
Stage3D対応のAway3D 4.0 – 3次元空間におけるパーティクル表現
パーティクル表現の試作の変遷 – 2013年初頭
少し間があいて2013年にはAway3D 4.1がパーティクル機能を搭載したことにより、より手軽に高パフォーマンスのパーティクル表現が実現できるようになりました。Away3DだとパーティクルがGPUに最適化した状態で処理されているので、FLiNTよりも遥かに高速に動作します。
Stage3D対応のAway3D 4.1 – パフォーマンスが劇的に向上したパーティクル機能
パーティクル表現の試作の変遷 – 2013年9月
会社のブログ「超高精細! Flash Player 11.8で実現するリアルな地球の表現 | ICS LAB」で投稿したようにAway3DとStarlingを連携することでレンズフレアが表現できます。このデモで、レンズフレアを付けてみました。
4年間で随分とFlashで表現できることが進化していることがわかります。是非皆さんも進化しているFlashの3D表現に挑戦してみてくださいませ!
キャプチャ
最後に今回のデモのキャプチャを並べておきます。
投稿者 : 池田 泰延
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