Flex SDK 4.5 “Hero”を使って、お手軽Androidアプリ開発

以前、モバイル向けFlexフレームワーク発表についての記事が注目を集めたことがありましたが、( fladdict » Adobe, Mobile用Flex を発表 )、ついにそのプレビュー版が公開されました。

そこで早速、このHeroというFlexフレームワークを使って、Androidアプリをつくってみたので紹介します。Adobe Labsからダウンロードできる次期 Flash Builder “Burrito” プレビュー版をインストールすることで、Flex SDK 4.5の開発環境が整います。今回はこのソフトを使ってAndroidアプリを作りました。

デモの動画

実機で動かしているところを動画で撮影しましたので、それを見て頂ければと思います。デモは私のLabsサイトで公開しているJSONファイルを使った、ポートフォリオアプリです。

このアプリの開発のために記述したソースコードは150行ほどのシンプルなものです。Adobeから提供された新しいFlexフレームワークを使えば、モバイルデバイス(スマートフォン・タブレット)に最適化されたインターフェースが、短いソースコードで提供できます。

具体的にモバイルデバイスに最適化されているポイントは次となります。

  • タッチでスクロールができる
  • 画面が横にスライドして新しい画面を展開できる
  • 戻るボタンの実装 (以前の画面に戻る)
  • Androidの[戻るボタン]との対応

タッチのスクロールバーなど自力でActionScriptを記述すると結構大変ですが(これは後日、Pure ASでの実装方法を紹介します)、こういったモバイル向けの面倒な実装部分がフレームワークとして既に完成しているため、開発効率が上がるのが大きなメリットです。Hero はFlex 4系列でありスキンのカスタマイズの自由度が高く、イレギュラーなデザインにも対応しやすいため、実案件導入もそこまで懸念しなくてもいいかと思います。

もちろん、Flex SDK 4.5はWebコンテンツやデスクトップアプリ向けにも利用することができます。

今年のAdobe MAXでは様々なデバイス対応が謳われておりFlashのマルチプラットフォーム化が一段と進んでいます。Flash ProfessionalユーザーはFlexに頼らずに実装するケースが多いと思いますが、多種多様なデバイス向けに全部自前のActionScriptで作ることよりも、大枠はFlexのようなフレームワークで処理して、中身を作り込む方向にリソースを割かないとこれからの時代はきつくなっていくかもしれません。

デモのソースコード

なお、このデモアプリのソースコードも公開しています。MXMLに馴染みのない方や、どういったように作るのか見てみたい方は次のURLからZIPファイルをダウンロードしてもらえればと思います。

またあわせて、Adobe MAX直前にAdobeから発表された新技術については、次の記事が参考になります。

投稿者 : 池田 泰延

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