Away3Dの習作:Paper Tile Effect

090520_away3d

Flashの3Dライブラリ「Away3D」を勉強してみようと思い、Papervision3Dで作成したデモ「細切れフォトグラフ」をAway3Dに移植してみました。

  • demo (require Flash Player 10)
  • source (Flash Develop Project)

デモ自体は移植なんで面白くとも何でもないのですが、同じものを作っているならパフォーマンスを比較したくなるのが人の常。比較するのはAway3DとPapervision3Dとネイティブ3D。3Dオブジェクトの数を上のデモの4倍となる1200に設定して試してみたいと思います。

各種ライブラリのパフォーマンス比較デモ

Away3D 3.3.3はFlash 10対応されており、ちらっとソースコード覗いた限りではVectorなどが使われたソースコードとなっています。対するPV3Dは2.0 Greate White のリビジョン883。これはまだFlash 9対応のライブラリです。果たして結果は…

結果

Away3D, Papervision3D, Flash 10 Native 3D

左側にでているStatsと呼ばれる部分のFPSの数値が高いほど滑らかに再生できているという指標になります。補足として、上のキャプチャは「瞬間値」という点と、Flash 10 Native 3Dに関してはカメラもZソートすら用意していないので全く対等の比較ではないという点にご注意ください。

Away3Dの結果がよろしくなかったのは納得がいかないのですが、もしかしたら3Dをより精度高くレンダリングするためのアルゴリズムがあり、それがパフォーマンスを消費するため逆にFPSが落ちている可能性もあります。もしこの点について検証頂ける方がいらしたらソースコードは公開してますので確認頂けると幸いです(ソースコードは上のリンクからダウンロードできます)。

3Dライブラリの比較は今後の当ブログの課題として、検証していきたいと思います。

投稿者 : 池田 泰延

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